冬に旬を迎える金柑(きんかん)。古くから喉の痛みを抑えたり、咳止めとして食べられてきた果物です。
スーパーに出回り始めた金柑を見つけ、風邪気味のときによくお母さんがきんかん湯を飲ませてくれていたな~と懐かしく思い、久々に飲みたくなったので作ってみました!
材料はキンカン・砂糖・水の3つだけなので、とても簡単!
甘く煮詰めたキンカンは、甘露煮として食べるだけでなく、煮詰めた汁も一緒に入れてお湯で割れば「きんかん湯」になります。
簡単!きんかんの甘露煮レシピ
▼材料
きんかん……1袋(今回は500gくらいでした)
砂糖…………きんかん重量の半分(今回は250g)
水…………適量(詳細は文中で説明)
- きんかんをよく洗い、ヘタを取って包丁で軽く切り目を入れる(中までジュワっと柔らかくしたかったのでいれましたが、入れなくてもOK)
- 鍋に水をはり、2~3分きんかんを茹でる(下茹で)
- 茹でた水をこぼし、キンカンの高さヒタヒタくらいまで新しい水と砂糖を入れてコトコト茹でる。(圧力鍋で加圧2~3分くらいしておくと早く簡単に柔らかくなる)
- きんかんが柔らかくなり、汁がトロっとしてきたら完成。
ポイント
煮すぎると、きんかんの綺麗な色が黒っぽくなってしまうのでご注意。ツヤツヤの甘いきんかん甘露煮は、煮沸した瓶などに汁ごといれて保管。そのまま食べてよし、実と汁をカップにいれお湯で割って飲みましょう。
皮ごと食べるので、少しビターなオトナの味わいです。