春に一度だけ花を咲かせるわさび。花が開く前のつぼみの状態で柔らかい状態で収穫されたものが 花わさびと呼ばれ、スーパーなどで販売されています。今回はこの
花わさび の食べ方・レシピをご紹介します。
わさびといえば普通は根の部分をすりおろして お刺身などにつけて食べる事が多いですが、実は葉の部分も食べられる。
早春につぼみをつけた 花わさび。ツボミのツブツブ感・茎のシャキシャキ感・鼻に爽やかに通る辛みは期間限定のごちそうです。(花でない葉の部分は 葉わさび と呼ばれます。)
さっと茹でて、お浸しなどにしてシンプルに食べるのがおすすめです。
花わさびを茹でて「怒らせて」食べる!これがツンとくる秘訣
花わさびの食べ方はいたって簡単。
- 水洗いして食べやすい大きさにカットする
- 軽く塩もみして1~2分。
- 鍋にお湯を沸かしてお湯がフツフツとわきはじめた所で茎の部分から入れ、さっとボイル。
- 水ですぐに冷やし、ぎゅっと水気をきる。
- 密閉できるもの(タッパーなど)に入れて振る。
ポイントは「塩もみ」と「タッパーに入れて振る(刺激する)」こと。
わさびはそのものが辛いのではなく、細胞が壊れる時に わさびが持つ酵素の働きで辛み成分が生成されるから辛い!
わさびの根はすりおろして細胞をこわしますが、花わさび・葉わさびの場合は塩もみをしたり 振って刺激を与えたりして細胞を壊し辛みを出します。
また、空気に触れ続けると辛みが抜けてしまうため 保存は密閉できるものに入れて。上記の下ごしらえをした後はすぐにでも食べられますが1日くらい置いておくとまたいい辛さが出ます。
醤油とわさびは相性が非常に良いので、個人的にはすりごまと醤油をかけてごはんと一緒に食べるのが一番おすすめ。醤油漬けも保存がきくので、醤油・酒・みりん・砂糖を入れて瓶でつけておくと辛みがとびにくい、と言われています。